6月10日「小豆島イチかバチかツーリング」であった!

梅雨入り直前に企画して文句を言うのもなんなのだが!今回も性懲りもなく週末に照準を合わせて週間天気予報は下り坂。
またかよ!しかし土曜夜の時点で急速に予報は好転。これはもしかしてイケるのか!?
とにかく当日はやってきた。

集合0700時第二神明・明石SA。
このいつにない気合の入れようにはワケがある。日生港発1005時のフェリーに乗れなければすべてがジ・エンドなのだ。
まあさすがに7時集合なら余裕の石原裕次郎だろう!と鼻歌モードだったのだが!続々と集合してくるメンバーども。
うおおこんなに来るのか!明石SAの時点で13台集結。さらにこの後数台合流の予定だったりする。
マズい、、フェリーに全部乗れるのだろうか、、。石原裕次郎モードは一気にゆうたろうモードに。
新たな懸念浮上のまま一行は西へ。

予定通り途中でさらに3台追加。合計16台。ここでお試し参加で姫路より「ぐっちさん(仮)」参加開始。
相生から赤穂経由で日生入り。ここでさらに1台追加で合計17台。今回の参加メンバーは、、、(めんどくさいので動画参照)。
港にはすでに他のクラブがバイクをズラリと並べている。もちろん他にも4輪もいるしトラックもいる。
果たしてどのように積み込む気だ瀬戸内観光汽船!切符を買って乗船開始。
おおーなんとバイク3列縦列積み込みだ!なかなかヤルぜ瀬戸内観光汽船の野郎!
少しはこのヤル気を見習いたまえたこフェリー。


ザマミロ的晴れ この台数で小島へ挑む

約1時間の船旅。
空はすっかり青空、海は凪、ぽっかり浮かぶ小さな島々。怒濤の風情である。小豆島の大部港ってトコに上陸。
ここで四国高松よりもう1名お試し参加で讃岐人さん(仮)合流。合計18台。まるでカビのごとく徐々に増殖する参加台数。
天気がいいウチに登っとくか!というワケで上陸早々山間部突入し寒霞渓へ。
もはや先頭から最後尾は遥か彼方。ここまで多いと逆にまったく気にしなくていいので楽。

今回のメイン目的はしょうゆソフトクリーム・オリーブソフトクリーム・佃煮ソフトクリームの
「小豆島3大ソフトクリーム制覇」という大きな野望と夢と希望である。
まずは寒霞渓のオリーブソフトクリームから挑んでみようではないか!おう!
みなぎるソフトクリーム魂を燃え滾らせつつ到着した「太陽の丘ピースパーク」だったが!
ぐおおおお!閉鎖!廃墟と化した建物が我々をあざ笑う。
「おら事前調査が甘いんだよ!」「どこにあんだよオリーブソフトは!」メンバーの怒涛が飛び交う。
3大ソフトクリーム制覇の野望が1大目からコケて、すっかりソフトクリーム魂は鎮火。


ローカル色漂う瀬戸内観光汽船ロビー 船はなかなかゴリッパ

瀬戸内海でなければ不可能 いやあー穏やかだなあ!

小豆島ブルーラインを下る。大部港から太陽の丘までは山間部の狭い急坂だったが、太陽の丘からはナイスなワインディング。
アッという間に草壁へ出た。小豆島縦断完了。狭いぜ!
「二十四の瞳映画村には行かないのかい?」という質問も出たものの、今回は時間的にパス。
この人数でゾロゾロ行く場所でもなさ気だし、それにあそこは入場料高いしなー。
そんなワケで定番ポイント・マルキン醤油へ向かう。
到着してみると駐車場からもう醤油臭いのだ。スゴイぞマルキン。しっかりと団体割引で入場し中をウロウロ。
だがこの人数でワイワイ入っても誰一人醤油の歴史について学ぼうとするワケもなく。
やはりこーいうトコは数名でしみじみ訪れるべきトコなのであった。
しかし「おみやげ」のマルキン醤油小瓶だけは全員ニコニコして頂戴する。
そしてここでもはやどーでもいいのだが「しょうゆソフトクリーム」をパクつく。
これが涙モノ級にウマければ鎮火したソフトクリーム魂も再点火だったかもしれない。
しかしその味は可もなく不可もなく、ただただフツー。鎮火した魂は完全に炭化。

マルキン出発。
すぐ近くに「佃煮ソフトクリーム」の店があって、予定ではソフトクリーム連続攻撃のハズだったが
もうそんなモノは完全にどーでもよく、店の前を何の躊躇いもなく素通り。「小豆島3大ソフトクリーム制覇計画」、見事散る。
R436を少し走ってサンオリーブ公園というトコロで昼飯。
ホントはその辺の昭和ちっくな食堂でモッサリと楽しみたかったトコロだが、この人数では無理だし。
一応「道の駅」らしいがなんなんだこの閑散さは?ていうかこのヤル気のなさは?
いい意味ではローカル色濃くて個人的にはないすなのだが、、、。
レストランとおぼしきモノがない。聞くと「向こうの建物です」との事。
向かうとどう見ても〇〇センターみたいな行政チックな地味な建物。
こんなトコにホントにレストランなんかあんのか!?と不安を隠せない一行であったが、
入ってみるとなるほどレストラン発見。メニューもかなりフツーでとりあえず安堵。各自それぞれ空腹を満たす。


太陽の丘到着だったが、、、 オリーブソフトクリーム・幻化

仕方ないので花と戯れたり。 昭和オーラ飛びまくりのマルキン。

ここまでちょっとツーリング色薄いので、ここからは国道を逸れて海沿いルートをゆく。小さな半島をグルリと。
オモチャのような港集落を繋ぎつつ瀬戸内フンイキバリバリな道。
こういうトコを原チャリでトコトコ走りたいなあー個人的には。

オリーブ温泉へ。
デカいスーパーに併設していてまったく風情もクソもない。
ツーリングマップの「露天風呂からの眺め最高」の一言だけでここに決めたが、ホントかよ!?な気分である。
入場料800円にもケッ化する一行であったが、団体割引で600円になったのでやさしい笑顔を取り戻す。
しかし「貸しタオルいらないから400円にしろ!」などと往生際は悪い。
不安なまま風呂に入るとおおー!確かに露天風呂からの景色はなかなか!
時間的なモノかガラガラに空いているのもないすである。当然露天風呂はBS貸切状態。
おうしおうしとドップリとホッコリ化。露天風呂からの景色で60コンドー。

風呂から上がってみると時計の針は1530時付近。帰りのフェリーが1710時便予定なのでビミョーにきわどい。
ツーリング的には全然堪能度は低いのだが、今回走行距離が伸びないのはある程度覚悟の上。
しかしあとひとっ走りできそうなのだが、、ううむううむと悩んだ末、安全策をチョイス。
なにしろ1710時の便に乗れなければ、次便は1940時。日生に2100時前着である。これはちょっと避けたいトコロである。
一同「異議なしー」との事で大部港を目指して出発。


多分小豆島で一番有名な名物、
しょうゆソフト。
おみやげの醤油は配給方式で。

ホッ安心の昼飯でした。 コノヤロ的風景

30分ぐらいかかるかなー、と思っていたのがアッという間に到着。どーも時間が読めない小豆島。
イメージよりもかなり小さい島なのだ。出港まで約1時間だが、しなびた漁港でのんびり過ごすのもなかなかオツ。
「そんな事してたら雨降るじゃん!」の声を背に、リハは海でアメフラシを捕まえてイジめて遊んでいる。
高松からお試し参加の讃岐人さん(仮)は帰路とはまったく逆方向なのに「日生まで行きます」。
今更ながらみんな楽しい連中である。

帰路も全員無事乗船。夕暮れの瀬戸内をまったりと進む瀬戸内観光汽船。ローカルフェリーはいいなあ!
日生港に着いて讃岐人さん(仮)はここで離脱。
ここまで来る意味があったのだろうか、、と思ったらしっかりと岡山でデミカツ丼を堪能したそうです。
残りの一行は来た道をそのまま帰る。どーも路面が濡れている。京阪神はかなりの大雨があったらしい(後日談)。
リハがアメフラシを虐待していたので、いつドバーと降ってくるか戦々恐々だったがなんとか最後まで
雨とは無縁で済んだ。


ツーリングってのはこうでなくてわ! ケバケバしさ漂うオリーブ温泉。

アメフラシを生で食す野人裸族・リハ 楽しいプチトラブル。

相生手前の山で「ブラが足で地面蹴ってたよ」との報告が無線に入る。どうやら突然のエンジンストップらしい。きたかトラブル!
幸い山を登りきって下り道途中だったらしく、惰性でそのまま下山できたのはよかった。
路肩に停めて皆であーでもないこーでもない。
今回はブツーがいるのでいつにも増して心強いが、工具類も乏しい環境ではやはりスリリング。
診断の結果「チューブが折れ曲がっててガソリン供給不良」との事。
原因わかれば案外どうって事なくとにかく無事再び走行可能になったので再出発。
バイパスに乗って別所SAにてラスト集結。ここで暫定解散とし各自帰路に着いた。
微妙に不安の残るブラのバイクだが「調子悪くなったらこれでチューブを突付けば」と割り箸を渡され
安心した様子で帰路に。割り箸1本で安心なのだ。安い安心である。

今回お試し参加のぐっちさん(仮)、讃岐人さん(仮)両名、後日めでたく正式メンバー化ですー。
ありがとうございます今後ともよろしこ!



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